IKEA レンタル事業に参入の件
今年の夏「IKEAの2019年度の事業戦略発表会」にからめて報道されていたIKEAのレンタル家具参入の報道。
2019年の春にもレンタル家具サービスの参入を開始する予定だといっていましたが、
まだ具体的な開始日の発表がないですね。
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[Check]
「IKEAにとりとても重要な”持続可能な戦略”を推し進める。」
■2020年までにストローなどの使い捨てプラスチック製品の販売を廃止。
■家具のレンタル事業への参入。
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イケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス社長。
イケアは世界各地で展開していますが、レンタル事業への参入は日本が初となります。
2017年の段階で、既に「家具下取り・還元サービス」を開始しており、商材(リサイクル品)の集積を行っています。
また、2018年6月からは、期間に応じて下取り金額を決めるサービスを開始。
具体的には、
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[ベビーベットの下取り金額(購入から)]
90日以内 50%
180日以内 40%
365日以内 30%
※報道時の数値。IKEAで使えるプリペイドカードで還元します。
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となっています。
下取りした家具は修繕後に販売されるとのことで、全く使えない「ガラクタ」を購入するということはなさそう。
「下取り商品」と「レンタル商品」、性質は違いますが、レンタル購入された商品も「下取り商品」と同じように修繕し、中古品として販売することを検討しているそうです。
ヘレン・フォン・ライス社長が言うには「日本の中古品マーケットは既に大きいと感じている。」とのこと。
レンタル事業については、IKEAならではのコーディネートサービスと併用してパッケージで販売したり、法人向け(オフィスパッケージのレンタルか?)も検討されているそう。
個人的には、ライス社長が好きなので、すごく期待しています。